革新を、先駆ける。
「自らの人格を高め、使命を見いだして前進する」――創設者・成瀬仁蔵が掲げた教育理念のもと、本学園は1901年の創立以来、女性が社会で活躍できる思考力と実践力を育むため、時代とともに進化してきました。変化が著しく、価値観が多様化する現代。しなやかな感性を持つ女性の活躍は必然のものとなり、今まさに女性が真に輝く時代を迎えています。日本女子大学は、女子教育の先駆者として常に最前線に立ち、各界で活躍する女性を数多く輩出してきました。これからも、一人ひとりの未知なる可能性を引き出しながら、自分らしく生きる力を養えるように革新を続けます。
創立者 成瀬仁蔵
成瀬仁蔵は、日本における女子高等教育開拓者の一人で、明治時代、「人」が男性を意味していた社会の中で「女性を人として教育すること」を第一に掲げるもさまざまな批判を受けます。しかし成瀬は女性の覚醒と自立を促し、教育全般の改革に力を注ぎ、女性が一人の人間として一生をかけて向上し、発展していく『生涯教育』の理念を展開しました。成瀬が伝え続けた教育の精神は、今も本学園の貴重な財産として継承されています。
