日本女子大学は、地球環境に優しいキャンパス作りを目指して、「循環型社会形成推進基本法」に基づいた循環型社会を推進すべく、一歩ずつ資源の再利用・循環利用に努めることで、環境配慮への取り組み及び次世代への環境教育を行っています。
地球温暖化対策
省エネ機器の導入・設備運用
空調機器・照明器具等において、省エネ機器の積極的な導入を行っています。
また、空調機の温度設定や照明器具点灯の集中制御等の消費エネルギーの削減に準拠した運用体制の確立を目指して運用しています。
緑化
緑豊かな西生田キャンパスはもとより、目白キャンパスにおいても多くの樹木に囲まれた恵まれた環境を維持しています。
加えて、都市におけるヒートアイランド現象の緩和、良好な自然環境の創出ということで最近注目されている屋上緑化という観点から、目白キャンパスの百年館低層棟屋上に屋上庭園を設け、人と環境にやさしい緑の空間整備の取り組みを行っているところです。
「泉フロートガーデン」と名付けられた庭園はハーブの植栽や季節の花々により学生の憩いの場として親しまれています。
なお、この庭園は財団法人都市緑化技術開発機構主催、国土交通省、環境省、東京都、日本経済新聞社後援の第4回 屋上・壁面・特殊緑化技術コンクールの屋上緑化部門において「都市緑化技術開発機構理事長賞」を受賞しています。
また、目白通りをはさんで位置する新泉山館国際交流センターにも「小島ガーデン」と名付けられた屋外庭園が設けられ、会館利用者のオアシスの役割を果たしています。
なお、平成18年度から地球温暖化対策委員会を設置し、地球温暖化対策への取り組みについての検討を行っています。
大規模事業所としての対策(資料)
本学は、東京都環境確保条例(都民の健康と安全を確保する環境に関する条例)に基づき、平成18年から22年度の5年間に渡り、温室効果ガス削減対策を実施、「地球温暖化対策計画書」制度による計画書を提出してまいりました。その結果、18年度には「A評価」、20年度及び22年度には「AA評価」を、東京都より受けております。
条例は平成22年度に改正され、温室効果ガス削減義務化及び排出量取引制度となりましたが、本学では、今後とも二酸化炭素排出量削減の努力を続け、これまで以上に社会貢献に寄与してまいります。
—総量削減義務と排出量取引制度—
日本女子大学地球温暖化対策計画書2023(令和5)年度(371KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2022(令和4)年度(371KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2021(令和3)年度(367KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2020(令和2)年度(476KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2019(令和1)年度(468KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2018(平成30)年度(413KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2017(平成29)年度(413KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2016(平成28)年度(308KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2015(平成27)年度(295KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2014(平成26)年度(271KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2013(平成25)年度(249KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2012(平成24)年度(345KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2011(平成23)年度(339KB)
日本女子大学地球温暖化対策計画書2010(平成22)年度(499KB)
—地球温暖化計画書制度(前制度)—
地球温暖化対策評価通知書「AA」(平成22年度)( 34KB)
地球温暖化対策結果報告書(平成22年度)(264KB)
資源の有効利用
雨水の利用
目白キャンパスの百年館には、省エネ及び大雨時の都市下水道負担の軽減を考慮した雨水貯留槽を設置しています。この雨水をトイレ洗浄水として使用することで、平成17年度には4,400tの節水を行いました。
深夜電力利用
目白キャンパスの百年館では、深夜電力を使用した蓄熱水槽を熱源として利用する空調を行っています。これは化石燃料比率の低い深夜電気を利用するため、温室効果ガス(CO2等)の削減にも繋がっています。平成17年度の深夜電力使用量は年間300,000 kWhでした。
ごみの分別
廃棄物を「燃えるごみ」「紙ごみ」「古紙類」「生ごみ」「ビン」「カン」「ペットボトル」「燃えないごみ」「粗大ごみ」の9種類に分別廃棄しています。
「紙ごみ」「古紙類」「生ごみ」「ビン」「カン」「ペットボトル」はそれぞれリサイクル処理されており、「粗大ごみ」についても、学内でリサイクル対象にする等、焼却・埋め立て処理するごみをできるだけ減量するように取り組んでいます。
循環再生トイレットペーパー
目白キャンパスでは、一般廃棄物を「燃えるごみ」と「紙ごみ」に分別し、その「紙ごみ」から再生されたトイレットペーパーを使用しています。
生ごみリサイクルシステム
目白キャンパスでは、調理授業や附属機関等から廃棄される生ごみを分別回収し、飼料化センターにて養鶏・養豚用の配合飼料原料として再利用されるシステムを導入しています。