学校法人日本女子大学より新年のご挨拶
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明けましておめでとうございます。2025年の年頭にあたり、新春のご挨拶を申し上げます。
日本女子大学では2023年4月の国際文化学部、2024年4月の建築デザイン学部の開設に続き、本年4月に食科学部が開設されます。食科学部は、これまで5,900名を超える卒業生を輩出してきた家政学部食物学科を母体とした新学部で、食品学、栄養学、調理学の3本の柱に基づいたこれまでの学びを軸としながらも、さらに質の高い教育、研究の拡充を目指します。科学的観点から幅広く「食」を学び、現代社会の「食の課題」の解決を目指し、「食」を通じて世界の人々の幸せに貢献していく、そうした人材の育成に努めてまいります。
また、STEAM(Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics)教育、グローバル教育、そしてキャリア教育を3つの柱とする本学の一貫教育においては、昨年7月、新たな試みとして、附属豊明幼稚園の年長児ならびに附属豊明小学校1年生から6年生までの児童のうち希望者を対象とした英語サマースクールプログラム「Homei Summer School 2024」(以下「HSS」という)を実施いたしました。161名に参加いただいたこのHSSは、STEAM教育をベースに、子どもたちが英語で楽しみながら、通い慣れた学校で非日常の体験をすることで、将来、グローバルな社会で活躍するために必要な力を育むことを目的とした教科横断のプログラムです。多くの園児、児童、そして保護者の皆様にも好評だったことから、本年もこのプログラムを発展させ、実施する予定です。
そして、こうした教育、研究の充実に加え、本年も地域社会等との連携を推進してまいります。これまで神奈川県川崎市、東京都の文京区や板橋区との連携にはじまり、最近では2021年の北海道日高管内7町、2023年の高知県高岡郡梼原町、そして昨年は岩手県盛岡市と協定を結んでまいりました。本学の人的資源及び知的資源を活かし、産業の振興や地方創生の実現等、幅広く社会に貢献する学校法人日本女子大学として、本年も様々な活動に取り組んでまいります。
本年も変わらぬご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年1月1日
学校法人日本女子大学 理事長 今市涼子