思い出深い日本への留学経験
2022‐23年度 ベトナム・フエ大学外国語大学から交換留学 N. L.
Monstarlab Viet Nam Co.,LTD 勤務(国際交流基金2022-23年度支援)
日本女子大学への交換留学は、私にとって最高の経験でした。日本語能力が大幅に上達し、日本人だけでなく、世界中の友達ができました。
来日時にはまだコロナ感染症が蔓延していた時期だったので、ベトナムからの渡航者は3日間の隔離が必要でしたが、国際交流基金からのご支援のおかげでホテルに滞在することができました。その後も学寮に安価に滞在でき、安心して勉強に集中できました。心より感謝しています。
現在は、ダナン市のIT系日本企業でコミュニケーターとして働き、充実した日々を過ごしています。
目標に向かって一歩ずつ
人間社会学部心理学科4年 M.S.(森村豊明会奨励賞2024年度採用者)
この度は奨学金をご支援いただき、誠に感謝申し上げます。
私は卒業論文では、シャーデンフロイデと呼ばれる感情をテーマにした研究を行いました。シャーデンフロイデとは人の不幸を喜ぶ感情であり、社会規範を意識する傾向がこの感情に対して及ぼす影響について、対象の所属集団を操作して検討しました。大学院進学後は、所属集団の設定を見直す、回答する際の状況を操作し社会的望ましさの影響を明確にするなどして、人間の複雑な葛藤的感情に関する研究を継続したいと考えております。
また、大学院卒業後は教育領域で活躍する心理職に就きたいと考えております。大学院では学部よりも発展的な学習へ積極的に取り組み、勉強した知識や経験した内容を将来へ活かせるようにすることが目標です。
学業や研究に専念するお力添えをいただきまして、本当にありがとうございます。 重ねて厚く御礼申し上げます。
実験心理学の研究者を目指して
人間社会研究科心理学専攻 M.H.(森村豊明会奨励賞2024年度採用者)
この度は、奨学金のご支援をいただき、誠にありがとうございました。
私は現在、博士課程で藤崎和香教授のご指導のもと、人間の多感覚統合に関する研究を進めています。
私が取り組んでいる研究テーマの「視聴覚の時間ずれによる違和感や質感変化の生起メカニズムの解明」は、基礎研究としても興味深いものですが、私たちの生活をより快適にすることを可能にするような、実社会に還元できる研究でもあります。
これからも、実験心理学の研究者として高い専門性を身につけるとともに、社会に貢献できる研究者を目指してより一層精進してまいります。
あらためまして、ご支援いただきましたことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
基礎研究から実用化に向けた研究へ
人間社会研究科心理学専攻 C.H.(森村豊明会奨励賞2024年度採用者)
この度は、奨学金を賜り誠にありがたく心からお礼申し上げます。
博士論文では、垂直線と水平線の時空間特性について視覚情報処理の基礎研究を行いました。基礎の知見を社会へ還元することは容易ではありませんが、4月から入所する研究所で実用化に向けた研究へ取り組んでいきたいと考えています。そして、心理学だけではなく情報学・人間工学など研究の幅を拡げていき研究者としてより一層精進して参ります。
今後も基礎研究を行っていきますが、その中で積み重ねた知見と生み出した技術を基に実用化開発まで目指す所存です。
大学院進学への決意
家政学部児童学科4年 M.I.(日本女子大学上代タノ奨学金2024年度採用者)
この度は、奨学金のご支援をいただき、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
私は学部での卒業論文で、乳児・幼児の図形に対する認知発達と型はめパズルの関係性について研究を進めてまいりました。児童学専攻に進学した後も、引き続きこの研究を進めていきたいと考えております。今回の卒業論文とは違った視点を持ち、乳児期の微細運動の発達への関与や、実際に子どもたちが遊ぶ姿から見えてくる乳児・幼児の色の認知発達や、玩具素材で遊び方に変化があるのかについても研究したいと考えております。
日本女子大学上代タノ奨学金の奨学生に選んでいただいたことを忘れず、支えてくださる皆様に感謝をして、大学院でも真摯に研究に取り組んでまいります。
人を支える心理士になるために
人間社会学部心理学科4年 C.S. (日本女子大学上代タノ奨学金2024年度採用者)
この度は、奨学金のご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。私は心理士になるための資格取得を大学入学時から希望していたため、大学院への入学を目標として日々の勉学に取り組んでまいりました。そのような4年間の勉学への取り組みを評価していただき、大学院進学を後押しするように上代タノ奨学金をいただけたことを大変嬉しく思います。大学院進学後は他者の心に寄り添い、支援できるような心理士になるために一層学業に励みたいと考えております。また自身の学びのテーマである「感情」と「言葉」の関係について、より深く研究を行っていきたいです。
最後になりますが、ご支援してくださった全ての方々に深くお礼申し上げます。
奨学金ご支援への深い感謝と今後の抱負
理学部数物情報科学科4年 Y.M. (日本女子大学上代タノ奨学金2024年度採用者)
この度は奨学金のご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
私は現在、倉光君郎教授のご指導のもと、生成AIのデータ品質向上とその信頼性に関する研究に取り組んでおります。大学院進学後も国内外の学会への参加を目指し、日々研鑽を積んでまいります。
生成AIは、企業の業務や人々の生活をはじめ、さまざまな分野に浸透しつつあります。そのような中で、より多くの人々が安心して利用できる技術を生み出し、生成AIの利活用を通じた社会的価値の向上に貢献したいと考えております。
いただいたご支援にお応えできるよう、一層努力を重ね、支えてくださるすべての方々への感謝の気持ちを忘れず、充実した学生生活を送ってまいります。
改めて、温かいご支援に心より感謝申し上げます。
同志と学び合い、学びを深める
家政学部住居学科 S.M.(日本女子大学上代タノ奨学金2023年度採用者)
私は、コロナ禍の影響で1年生から大学に通えず、学生同士で学び合う機会が十分に得られなかったと思い、大学院進学を決心いたしました。そのような中で、進学を後押しするようにこの奨学金をいただけることとなり、大変感謝しております。
大学院進学を決めた理由と関連して、卒業論文ではキャンパス内での学生同士の学び合いの空間について研究を行いました。現在は、日本のまちづくりに関する法律が海外の例と比較して劣る点があると考えているため、大学院では国内外のまちづくりに関する法律を比較、事例の研究をしたいと考えております。大学院修了後は、学士・修士での学びを生かし、実際の法律の改変、改良に関われるよう努めてまいります。
大学院進学に向けて
理学部数物情報科学科 H. A.(日本女子大学上代タノ奨学金2023年度採用者)
この度は奨学金のご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
私は現在、村岡梓教授の指導のもと、次世代太陽電池の一種である有機薄膜太陽電池の材料評価について理論研究を行っております。大学院進学後も、現在の研究テーマを引き継ぎ、国内および国際学会への参加を目指して、見聞を広めてまいります。また、外部との交流の機会から新たな刺激を受けることも期待しており、ご支援に応えるべく、精一杯研究に邁進致します。
これからも周りのたくさんの人から支えていただいて学生生活を送ることができていることを忘れず、研究への情熱を持ち続け、私の能力を高めながら多くの成果を残してまいります。
最後になりますが、ご支援してくださった全ての方々に、心から感謝申し上げます。