研究における挑戦と未来へ向けた自己研鑽
文学部英文学科 S.I.(森村豊明会奨励賞2025年度採用者)
この度は、奨学金のご支援をいただき、誠にありがとうございます。このような賞をいただけましたことを大変光栄に思います。心より御礼申し上げます。
私は卒業論文で馬場聡先生のご指導のもと、小説『ティファニーで朝食を』における冷戦表象について研究を行いました。一見、軽快な都市小説と思われる題材の背後に、社会批判性が含まれていることを明らかにしました。先行研究の傾向にとらわれず新しい視点から論じる余地があることを、研究を志す者に対して示せたことが本論文の成果であり意義であったと思います。
卒業後は、業務に関わる資格取得等を目指し自己研鑽を続け、後輩たちのロールモデルとなるべく精進してまいります。
あらためまして、ご支援いただきましたことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
趣味から論文へ、サブカルチャーから教育へ
人間社会学部現代社会学科 H.A.(森村豊明会奨励賞2025年度採用者)
この度は奨学金のご支援を賜り、誠にありがとうございます。
私は、韓国の実用音楽科(大衆音楽を学ぶ学科)について、現地の大学への訪問などを通して、教授や学生にインタビューを行い、その分析を基に卒業論文を執筆しました。実用音楽科の人気の裏には、K-Popの成功や少子化と大学経営の困難といった社会背景が隠れていたことが分かり、就職難や、教育の質の保証の問題など、今後も考え続けていくべき課題もあることが明らかになりました。
特に、少子化と大学運営、新たな学科の設立と教育の質の問題は日本の大学にも共通するものです。卒業後、大学教育に関わる職業に就くため、以上のような大学運営の課題について、日韓、その他の国も含めて様々な面から考え続け、よりよい教育提供に寄与したいと考えております。
森村豊明会奨励賞をいただいたことで、より真摯に卒業論文に向き合うことができました。心より感謝申し上げます。
調査をおこなったソウル芸術大学

調査をおこなった同德女子大学
歴史研究と文化財保護の道へ
文学研究科史学専攻 S.K.(森村豊明会奨励賞2025年度採用者)
この度は、学生最後の年に森村豊明会奨励賞を賜ることとなり、誠に光栄に存じます。
私は2009年に日本女子大学史学科に入学し、2010年から当時の指導教員の永村眞先生、今の指導教員の藤井雅子先生のもとで日本仏教史の研究とともに、諸寺院の文化財指定調査に参加してまいりました。今回提出いたしました博士論文「中・近世醍醐寺における顕密教学史」は、その調査の経験をもとに執筆したもので、2025年11月に無事に博士学位授与が決定いたしました。
この度賜りました森村豊明会奨励賞の副賞は近日中に博士論文の出版費用として活用させていただく予定です。賜りましたご支援に少しでも報いるために、今後も引き続き日本寺院に関わる歴史研究及び文化財保護の道において精進してまいります。
改めまして、森村豊明会及び日本女子大学の関係者の皆様、誠にありがとうございました。
エネルギーと環境に向き合って
理学研究科数理・物性構造科学専攻 H.A.(森村豊明会奨励賞2025年度採用者)
この度は森村豊明会奨励賞としてご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
大学院では、有機薄膜太陽電池という、軽くて柔軟、かつ低コストで作れる次世代型太陽電池の分子設計を、コンピューターシミュレーションによって行っています。特に、太陽光で発生する電荷が効率よく分離・輸送される仕組みに注目し、分子構造と性能の関係を解析しました。
大学院修了後は、企業において原子力やアンモニア燃料なども含めたエネルギーインフラに関わる仕事に就く予定です。大学院で培った考え方や経験を生かし、脱炭素と安定供給の両立に少しでも貢献できるよう、社会人として責任を持って歩んでいきたいと考えています。
こうした貴重な機会をいただけたことに、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

研究発表の様子
好きを極める
家政学部児童学科 M.I. (日本女子大学上代タノ奨学金2025年度採用者)
この度は、奨学金を通じてご支援をいただき、誠にありがとうございます。
私は現在児童文学を専門として研究を行っており、卒業論文は「『指輪物語』における自発的隷従の構造」をテーマに執筆いたしました。
大学院では現在の研究をより深め、トールキンの他作品や似た構成を持つ他作者のファンタジー作品などとも比較することで、より普遍的なテーマとしての自発的隷従構造を明らかにしていく予定です。
修了後は世界を舞台に児童文学の普及や発信に関わる仕事につき、大学院での研究で培った知識や経験を活かしながら、子どもたちが自分の人生の後押しとなるような本や言葉に出会える環境づくりに取り組みたいと思っております。
改めまして、今回のご支援に心から感謝申し上げます。
奨学金ご支援への感謝と研究の抱負
文学部日本文学科 M.F.(日本女子大学上代タノ奨学金2025年度採用者)
この度は上代タノ奨学金のご支援を賜り、誠にありがとうございます。名誉ある奨学金をいただくことができ、大変光栄に思います。
私は卒業論文において、後世に怨霊として知られる一方で、優れた歌人としても名高い、院政期の崇徳院という人物に関する研究を行いました。大学院に進学した後は、新たな視点として、能〈松山天狗〉や上田秋成の『雨月物語』などを取りあげ、怨霊化した崇徳院がどのような形で後世の文芸に摂取されたのかについても論じていきたいと考えています。
いただいたご支援にお応えできるよう、支えてくださるすべての方々への感謝の気持ちを忘れずに、大学院でも真摯に研究に取り組んでまいります。改めて、温かいご支援に心より感謝申し上げます。
温かいサポートに感謝して
人間社会学部心理学科 K.S.(日本女子大学上代タノ奨学金2025年度採用者)
この度は、奨学金のご支援を賜り、誠にありがとうございます。
私は本学教育学科卒業後、保育士として勤務をする中で、保育所や子育て家庭への心理学的支援の必要性を感じ、心理学科で学び直す決心をいたしました。様々な面で不安のある再出発でしたが、学友や先生、スタッフの方々に支えられ、充実した学生生活を送ることができ、大学院進学と上代タノ奨学金受賞という名誉をいただくことができました。
大学院では、この名誉を自信に変え、学部で学んだこと、現場で経験したことを生かして、子どもの発達や養育について検討するとともに、心理師の資格取得を目指して訓練に励んでまいります。
改めまして、これまで支えてくださった全ての方々に深くお礼申し上げます。
ご支援への感謝を胸に大学院進学へ
理学部化学生命科学科 M.T.(日本女子大学上代タノ奨学金2025年度採用者)
この度は、奨学金のご支援をいただき、誠にありがとうございます。本制度を通して、これまで取り組んできた学業や卒業研究を評価していただけたのだと感じ、大きな自信につながりました。
私の所属する研究室では、細胞が分裂する際に、DNAが正確に複製される仕組みを分子的に明らかにすることを目的として研究に取り組んでいます。私は現在ゲノム編集技術を用いて、特定のタンパク質の動きを安定して観察できる細胞を作製し、その働きを詳しく調べる研究を進めています。大学院進学後も本研究テーマを引き継ぎ、DNA複製という重要な生命現象の理解を深められるよう、より一層研究に励んでまいります。
最後になりますが、ご支援してくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。
思い出深い日本への留学経験
2022‐23年度 ベトナム・フエ大学外国語大学から交換留学 N. L.
Monstarlab Viet Nam Co.,LTD 勤務(国際交流基金2022-23年度支援)
日本女子大学への交換留学は、私にとって最高の経験でした。日本語能力が大幅に上達し、日本人だけでなく、世界中の友達ができました。
来日時にはまだコロナ感染症が蔓延していた時期だったので、ベトナムからの渡航者は3日間の隔離が必要でしたが、国際交流基金からのご支援のおかげでホテルに滞在することができました。その後も学寮に安価に滞在でき、安心して勉強に集中できました。心より感謝しています。
現在は、ダナン市のIT系日本企業でコミュニケーターとして働き、充実した日々を過ごしています。
目標に向かって一歩ずつ
人間社会学部心理学科4年 M.S.(森村豊明会奨励賞2024年度採用者)
この度は奨学金をご支援いただき、誠に感謝申し上げます。
私は卒業論文では、シャーデンフロイデと呼ばれる感情をテーマにした研究を行いました。シャーデンフロイデとは人の不幸を喜ぶ感情であり、社会規範を意識する傾向がこの感情に対して及ぼす影響について、対象の所属集団を操作して検討しました。大学院進学後は、所属集団の設定を見直す、回答する際の状況を操作し社会的望ましさの影響を明確にするなどして、人間の複雑な葛藤的感情に関する研究を継続したいと考えております。
また、大学院卒業後は教育領域で活躍する心理職に就きたいと考えております。大学院では学部よりも発展的な学習へ積極的に取り組み、勉強した知識や経験した内容を将来へ活かせるようにすることが目標です。
学業や研究に専念するお力添えをいただきまして、本当にありがとうございます。 重ねて厚く御礼申し上げます。
実験心理学の研究者を目指して
人間社会研究科心理学専攻 M.H.(森村豊明会奨励賞2024年度採用者)
この度は、奨学金のご支援をいただき、誠にありがとうございました。
私は現在、博士課程で藤崎和香教授のご指導のもと、人間の多感覚統合に関する研究を進めています。
私が取り組んでいる研究テーマの「視聴覚の時間ずれによる違和感や質感変化の生起メカニズムの解明」は、基礎研究としても興味深いものですが、私たちの生活をより快適にすることを可能にするような、実社会に還元できる研究でもあります。
これからも、実験心理学の研究者として高い専門性を身につけるとともに、社会に貢献できる研究者を目指してより一層精進してまいります。
あらためまして、ご支援いただきましたことに、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
基礎研究から実用化に向けた研究へ
人間社会研究科心理学専攻 C.H.(森村豊明会奨励賞2024年度採用者)
この度は、奨学金を賜り誠にありがたく心からお礼申し上げます。
博士論文では、垂直線と水平線の時空間特性について視覚情報処理の基礎研究を行いました。基礎の知見を社会へ還元することは容易ではありませんが、4月から入所する研究所で実用化に向けた研究へ取り組んでいきたいと考えています。そして、心理学だけではなく情報学・人間工学など研究の幅を拡げていき研究者としてより一層精進して参ります。
今後も基礎研究を行っていきますが、その中で積み重ねた知見と生み出した技術を基に実用化開発まで目指す所存です。
大学院進学への決意
家政学部児童学科4年 M.I.(日本女子大学上代タノ奨学金2024年度採用者)
この度は、奨学金のご支援をいただき、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。
私は学部での卒業論文で、乳児・幼児の図形に対する認知発達と型はめパズルの関係性について研究を進めてまいりました。児童学専攻に進学した後も、引き続きこの研究を進めていきたいと考えております。今回の卒業論文とは違った視点を持ち、乳児期の微細運動の発達への関与や、実際に子どもたちが遊ぶ姿から見えてくる乳児・幼児の色の認知発達や、玩具素材で遊び方に変化があるのかについても研究したいと考えております。
日本女子大学上代タノ奨学金の奨学生に選んでいただいたことを忘れず、支えてくださる皆様に感謝をして、大学院でも真摯に研究に取り組んでまいります。
人を支える心理士になるために
人間社会学部心理学科4年 C.S. (日本女子大学上代タノ奨学金2024年度採用者)
この度は、奨学金のご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。私は心理士になるための資格取得を大学入学時から希望していたため、大学院への入学を目標として日々の勉学に取り組んでまいりました。そのような4年間の勉学への取り組みを評価していただき、大学院進学を後押しするように上代タノ奨学金をいただけたことを大変嬉しく思います。大学院進学後は他者の心に寄り添い、支援できるような心理士になるために一層学業に励みたいと考えております。また自身の学びのテーマである「感情」と「言葉」の関係について、より深く研究を行っていきたいです。
最後になりますが、ご支援してくださった全ての方々に深くお礼申し上げます。
奨学金ご支援への深い感謝と今後の抱負
理学部数物情報科学科4年 Y.M. (日本女子大学上代タノ奨学金2024年度採用者)
この度は奨学金のご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
私は現在、倉光君郎教授のご指導のもと、生成AIのデータ品質向上とその信頼性に関する研究に取り組んでおります。大学院進学後も国内外の学会への参加を目指し、日々研鑽を積んでまいります。
生成AIは、企業の業務や人々の生活をはじめ、さまざまな分野に浸透しつつあります。そのような中で、より多くの人々が安心して利用できる技術を生み出し、生成AIの利活用を通じた社会的価値の向上に貢献したいと考えております。
いただいたご支援にお応えできるよう、一層努力を重ね、支えてくださるすべての方々への感謝の気持ちを忘れず、充実した学生生活を送ってまいります。
改めて、温かいご支援に心より感謝申し上げます。
同志と学び合い、学びを深める
家政学部住居学科 S.M.(日本女子大学上代タノ奨学金2023年度採用者)
私は、コロナ禍の影響で1年生から大学に通えず、学生同士で学び合う機会が十分に得られなかったと思い、大学院進学を決心いたしました。そのような中で、進学を後押しするようにこの奨学金をいただけることとなり、大変感謝しております。
大学院進学を決めた理由と関連して、卒業論文ではキャンパス内での学生同士の学び合いの空間について研究を行いました。現在は、日本のまちづくりに関する法律が海外の例と比較して劣る点があると考えているため、大学院では国内外のまちづくりに関する法律を比較、事例の研究をしたいと考えております。大学院修了後は、学士・修士での学びを生かし、実際の法律の改変、改良に関われるよう努めてまいります。
大学院進学に向けて
理学部数物情報科学科 H. A.(日本女子大学上代タノ奨学金2023年度採用者)
この度は奨学金のご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
私は現在、村岡梓教授の指導のもと、次世代太陽電池の一種である有機薄膜太陽電池の材料評価について理論研究を行っております。大学院進学後も、現在の研究テーマを引き継ぎ、国内および国際学会への参加を目指して、見聞を広めてまいります。また、外部との交流の機会から新たな刺激を受けることも期待しており、ご支援に応えるべく、精一杯研究に邁進致します。
これからも周りのたくさんの人から支えていただいて学生生活を送ることができていることを忘れず、研究への情熱を持ち続け、私の能力を高めながら多くの成果を残してまいります。
最後になりますが、ご支援してくださった全ての方々に、心から感謝申し上げます。


