自己理解・社会形成

多様な個を活かし、共に高め合う力を育む

 

これからの時代は不確実性が高まり、変化のスピードもさらに加速していきます。職業のあり方は大きく変化し、今は存在しない仕事が生まれるだけでなく、働く期間やライフスタイルの在り方も変わっていくでしょう。そうした未来を生きる女性たちが、社会の変化に柔軟に対応し、主体的に歩んでいくためには、自分にとって何が大切かを理解し、多様な価値観を尊重しながら、周囲と協働し活躍できる力を育む事が重要です。 学校法人日本女子大学では、創立者成瀬仁蔵が教育理念として示した三綱領である「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」に従って、自分と向き合い、他者と協働することから学ぶ多様な活動を行っています。また、こうした活動が、児童・生徒・学生にとってどのような意味を持っているのかを明らかにするために、自尊感情や対人基礎力などとの関連も検討します。

一貫教育 自己理解プログラム 参加者の目標

教育段階に応じたねらいとプログラムの特徴

日本女子大学

多様な価値観を受容し、協働につなげる

理念

  • 価値観が多様化し、変化が著しい今日の社会の中で、自分の価値を理解し、受容できる力、他者との共同に自己を生かすことのできる力を身につけることを目指す

目標

  • 学内の多様な課題解決型学習を通して、自己理解に基づいた思考力、表現力、実践力を養う
  • 学外の機関との関わりの中で、表現力・実践力の課題への気づきを促し、その改善とさらなる発展につながる学びを提供する。それにより、新たな課題に直面しても、柔軟な思考をもって課題解決をできる力を育成する

信念徹底

  • 参加者の到達目標
    ・自己探求の意志をもち、自らへの不断の問いかけにつながる実践的学びと、それを根付かせる知識を融合させる
    ・自身のライフプランを立て、独自のキャリアデザインを描き、各自に必要な築くべき礎を明確化する
  • プログラム
    ・JWUキャリア教育科目
    ・教養特別講義

自発創生

  • 参加者の到達目標
    ・自らの力、独自性、固有性を生かせる場を模索する。キャンパスの外に出て、自治体や企業等と共同で、社会課題解決に取り組む
    ・自らの興味や関心を追求し、他者や社会とつながりの中で体験的・実践的な学びを得る
  • プログラム
    ・JWU社会連携科目

共同奉仕

  • 参加者の到達目標
    ・社会の中で、他者との関係において自己理解を深め、社会で活躍するために必要な、連携と調和に寄与する力を身につける
  • プログラム
    ・JWUキャリア教育科目
    ・JWU社会連携科目

 

附属高等学校

自己を深め、自信を高めていく

正副自治委員長候補立会演説会のスピーチ

理念

  • 自己を見つめる時間、意見交換する時間を通じて、自己理解をより深め、自己肯定感を高めていけるよう働きかける

目標

  • それぞれの個性を認め合う環境を整え、自己理解の深化とさらなる相乗効果を生む学びを促す 
  • 多くの話し合いを通して、互いを尊重し合いながら問題解決に取り組む姿勢を育む

信念徹底

  • 参加者の到達目標
    ・信念を持ち、よりよい社会をつくるための使命感と協調性を身につける。
    ・自分の進みたい方向、深く学びたいことについて考え、将来を見据える。
  • プログラム
    ・外部講師による各種講演
    ・日本女子大学教員・職員・学生を講師とした説明会
    ・軽井沢セミナー(2年)

自発創生

  • 参加者の到達目標
    ・自ら考え、自ら学び、自ら行うことができる。
    ・他者と関わり、意見交換することで自分を知り視野を広げる。
  • プログラム
    自治活動(全生徒が主体的に関わり、多くの話し合いを通して協働して実行に移す諸活動)、ホームルーム
    ・40のクラブ
    ・研究グループ活動のもみじ祭での発表・展示

共同奉仕

  • 参加者の到達目標
    ・周囲との信頼関係の中で互いを尊重し、適切に判断して行動できる
  • プログラム
    自治活動(全生徒が主体的に関わり、多くの話し合いを通して協働して実行に移す諸活動)
    ・クラブ・研究グループ活動
    ・長期休暇中のボランティア活動(希望者対象)

 

附属中学校

個々の可能性を伸ばす

理念

  • 「私が私である」、「あなたがあなたである」ことを尊重する校風の中で視野を広げ、個々の可能性を伸ばす

目標

  • 自他尊重の心を育み、自分も相手も大切にした自己表現ができるよう支援する
  • 自分の思いや日ごろの努力の成果をかたちにし、自信を持って表現する力を身につけられるよう導く
  • 一人一人が自治の精神を持ち主体的に行動し、学校や社会の改善に寄与する姿勢を育成する

信念徹底

  • 参加者の到達目標
    ・自分を見つめる機会、話し合いなどを通して他者から学ぶ機会を持つことで、自己の信念を確立していく
  • プログラム
    ・行事ごと自分の気持ちを記録(学活ノート)
    ・軽井沢三泉寮生活(1年)
    ・アサーション教育(1年)
    ・卒業生(大学生、社会人)の話を聞く機会(1、3年)

自発創生

  • 参加者の到達目標
    ・生徒主体で企画・運営する活動や、日ごろの成果を発表する場面を通して、自分の思いを一つのかたちにしていく
  • プログラム
    ・学習発表会(1年)
    自治選挙(2年)
    ・自ら探求したいテーマについてまとめ、発表する年間研究(3年)

共同奉仕

  • 参加者の到達目標
    ・異なるものを許容しながら自分中心の世界から視野を広げていく。常に相手の立場に立って物事を考えられる想像力を培う
    ・一人一人が役割を担い、主体性を持って行動することで、学校や社会に貢献する
  • プログラム
    ・国際理解(2年 外部講演)
    ・生徒会主催ボランティア

 

附属豊明小学校

自分を知り、人とつながる

軽井沢夏の学校― 成瀬先生の胸像の前で『山響』を演奏し、自分自身と向き合う ―

理念

  • 安心して自分を表現できる環境の中で、自分自身を理解し、他者との関係を築くことで社会の一員としての意識を育てる

目標

  • 自分の特徴を理解し、適切な自己表現ができるよう支え、自己肯定感を高める
  • 思いやりをもって生活を送ることでお互いを理解し、協調性を養えるような学校生活を提供する

信念徹底

  • 参加者の到達目標
    ・「一生懸命がんばる子」
    自らの人格を高め使命を見出し、全身全霊を尽くして前進する
  • プログラム
    ・日記指導(全学年)
    ・運動会、音楽会(全学年)
    ・写生会(2~6年)
    ・書き初め大会(3~6年)
    ・軽井沢夏の学校(6年)

自発創生

  • 参加者の到達目標
    ・「自ら進んで行動する子」
     自分が何をしたいのかをよく見極め、自発的な努力をすることで、創造的能力を磨く
  • プログラム
    ・縦割り活動
      なかよしDAY、一斉清掃
      異学年交流
    ・児童会活動(4~6年)

共同奉仕

  • 参加者の到達目標
    ・「みんなと力を合わせ協力する子」
    人類のためにどうすることが大切かを知り、共同の目標に向かって奉仕する
  • プログラム
    ・奉仕部活動、係活動
    ・ボランティア活動
    ・幼小連携プログラム

 

附属豊明幼稚園

自分らしく、好きと得意を伸ばす

理念

  • 遊びを通じて好きなこと、得意なことを見つけながら、自己肯定感を高めていく
  • 健康な身体と心の調和のとれた発達を、温かい人間関係の中で図る

目標

  • 安心した環境の中で自分のやりたい遊びを見つける
  • お互いの良さを認め合い、仲良く協力する
  • いきいきとした気持ちで物事に接し、工夫したり作り出す喜びを感じる

信念徹底

  • 参加者の到達目標
    遊びや生活の中で
    ・好きな遊びを十分に楽しみ、伸び伸びと自分の思いを表す
    ・自分なりのめあてをもって根気よく取り組み、できるようになる喜びを感じる
  • プログラム
    ・ 好きな遊びをする
    ・自分の思いを出す
    ・固定遊具・縄跳びなどに繰り返し挑戦する

自発創生

  • 参加者の到達目標
    遊びや生活の中で
    ・やりたいことを見つけ、自分なりにやってみる。主体的に行動し、様々なことに挑戦する
    ・自分の思いを周りの人に伝える。自分なりの表現を楽しむ
  • プログラム
    ・やりたいことを見つける
    ・自分から進んでやってみようとする
    ・自分の意見を相手に伝えようとする

共同奉仕

  • 参加者の到達目標
    遊びや生活の中で
    ・いろいろな友だちと遊ぶ中で自己を発揮する。
    ・友だちと協力しながら一つのことをやり遂げる達成感を味わう
  • プログラム
    ・いろいろな友だちと遊ぶ
    ・運動会
    ・ひな祭り会
    ・当番活動

 

関連リンク