学修支援課 Oさん(明治大学卒)
※インタビュー当時(2024年3月)の所属です。
これまでの配属について
私は、大学卒業後、新卒採用で日本女子大学に入職しました。入職後は現在の管理部システム課に配属され、学生や教員に対するシステムやネットワーク、ICTに関する運用支援の業務を行いました。その後、学務部学修支援課に異動になり現在に至ります。
担当業務について
学修支援課は学生の授業に関わる業務全般を担当している部署です。私は主に履修登録、時間割、教室管理、シラバス、f-Campus(5大学単位互換制度)に関する業務を担当しております。業務は学生の窓口対応からシステムを活用した複雑なものまで幅広く、様々な知識と対応力が必要となるため、日々学ぶことも多く、成長が実感できます。また、教員や他部署の職員とも連携して業務に当たる機会が多いので、教職員が一体となって大学を動かしているということが感じられます。
印象的な業務について
最近の印象的な業務としては、学内に生成系AIの利用・運用に関する検討ワーキンググループが設置され、その事務局を担っていることです。
基本的には、グループメンバーである教員が主体となって議論を進めていくのですが、過去に前例のないテーマということもあり、事務局に求められる役割も大きいです。例えば、事務局が生成系AIの現状や他大学の利用・運用状況などの情報を集め、資料として纏めることをしました。このワーキングでの経験は、大学も時代に合わせて柔軟に対応しなければならないということを実感できる、印象的なものでした。
将来への抱負
大学職員の担うべき役割は年々増えていることを実感します。学習者本位の教育への転換、多様な学生・教員・学びへの対応、少子化や志願者獲得への対応など、大学が抱える問題は様々です。この課題にしっかりと対応できるように、職員として自身のスキル・能力の向上や部署全体の生産性向上や業務改善などに注力していきたいです。
学生の皆さんへ
本学は、より魅力的な大学を目指し、大きく変わり続けています。2021年の創立120周年を機に実施したキャンパス統合から始まり、学部・学科の再編や国際化に向けた新しいプロジェクトの発足など、その変化は多岐にわたります。大学職員としては、やることが増え、慣れない業務も多くなるため難しい一面もありますが、だからこそやりがいもあります。そのような日本女子大学をより良い大学にするために、共に働いていただける方にお会いできることを楽しみにしています。