広報課 Kさん
※インタビュー当時(2025年3月)の所属です。
これまでの配属について
私は、大学卒業後、スポーツ系の出版社に入社し、編集部で月刊誌の発行に従事しました。20代後半に編集長に就き、紙雑誌からウェブメディアへの移行を担当したほか、参加者1万人規模の市民スポーツイベントのディレクターも経験しました。その後、2019年にメーカーに転職し、広報やマーケティングを担当しました。そのメーカーはプロスポーツチームを保有・運営している会社で、2021年に東京で開催された国際的スポーツイベントに所属選手が出場した際には現地で広報を担当する機会に恵まれました。キャリアを積んでいく中で教育の分野でのPRや広報に興味を持ち、2022年1月に学校法人日本女子大学に入職し、広報課に配属となり現在に至ります。
担当業務について
プレスリリース、オウンドメディアコンテンツ、学内向け広報メディアである「学園ニュース」、PR動画などの作成や、メディアへの取材誘致および取材対応、本学の魅力を発信する学生組織「JWU PR アンバサダー」の活動サポート、平塚らいてう賞の運営など、さまざまなステークホルダーに本学の魅力を伝え、関係性を構築できるよう広報業務を行っています。
印象的な業務、実績、やりがい等について
【印象的な業務】
学生組織「JWU PR アンバサダー」の学生たちが自主的・積極的に本学の魅力を学生目線で発信してくれることは本当に有難いですし、広報課として今後も最大限サポートしていきたいと思っています。毎年JWU PRアンバサダーの新たなメンバーを募集していますが、「JWU PRアンバサダーの発信が入学の決め手となったので、今度は自分が情報を発信する側になりたいと思いメンバーに応募した」という1年生が複数おり、高校生(受験生)にJWU PRアンバサダーたちの発信がしっかり届いていると実感できることが嬉しく、印象に残っています。 【実績】 プレスリリースについてそれまでは年間10本前後を配信していましたが、教員や各部署の協力を得て、2023年度は48件、2024年度も41件と発信件数を増加させることができ、プレスリリースをきっかけとしたメディア取材も複数獲得することができました。また、オウンドメディアである「JWU TIMES」に関しても各学科・各部署と関係性を構築して1年を通して、定期的にコンテンツを発信できる体制を構築できました。

【やりがい】
現在本学は学部学科再編を伴う大学改革の真っただ中にあるため、PR・広報の重要性も高く、刺激的でやりがいのある業務環境だと思います。また、魅力的な教員や学生もとても多いので、社会に向けて学内関係者の活躍や活動をしっかり伝えていきたいです。以前は民間企業に勤めておりましたが、民間企業に比べて広報に資するコンテンツは非常に多いと感じています。
将来への抱負
まずは本学の経営方針・ビジョン・ミッションなどを学内浸透を目的としたインナーブランディング(学内広報)を推進し、組織力を高めることで、学内のアウターブランディング(学外広報)もさらに強化していきたいと考えています。
2024年度に有志の若手職員と意見交換をする機会を得て、インナーブランディングに関しての本学の課題感が少しずつではありますが見えてきました。また、これらをもとに理事長と意見交換を行い、2025年度より理事長から教職員に向けた発信を増やすなどの取り組みを行っていくこととなり、現在準備を進めています。
学生の皆さんへ
改めてになりますが、本学は創立120周年を機に取り組んでいる学部・学科再編を伴う大学改革の真っただ中にあり、どの課に配属されてもやりがいのある仕事ができるのではないでしょうか。また、女子総合大学として文理融合の教育環境を都心のワンキャンパスで実現しているため、さまざまなシナジーが生まれやすい環境というのも本学の魅力のひとつだと思います。「生涯を通し、楽しく学び成長できる機会を広く提供する」という本学のミッションに共感していただき、社会そして世界で活躍できる女性の育成のため、一緒に働けることを楽しみにしています。