経理課(2022年度入職)

経理課 Wさん

インタビュー当時(2025年3月)の所属です。

これまでのキャリアについて

私は、大学卒業後、新卒採用で本学に入職しました。入職後は学務部学修支援課に配属され、履修登録や授業・成績管理等を担当する教務係と、学籍管理や各種証明書の発行を担当する学籍係を経験しました。その後、財務部経理課に異動となり、現在は財務係として日々の業務にあたっています。

担当業務について

経理課は、財務係と会計係に分かれており、予算・決算、補助金、入出金管理、学費納入管理、伝票処理などを行っています。私は、財務係として、主に研究費に関する業務を担当しています。経理課での業務は、以前の部署で担当していた学生の授業や成績、学籍に関する業務とは全く異なるため、実務を通して日々新しいことを学んでいます。

経理課での業務に生かすために、学校法人会計の仕組みや、経理としての基礎となる簿記の勉強をしています。その他研修プログラムを積極的に活用し、自己研鑽に取り組んできたことを評価していただき、理事長表彰をいただくことができました。知識を深めることで、やりがいや成長にも繋がっていくと感じているため、今後も様々なことを吸収し、業務に生かしていきたいと思います。

印象的な業務について

最近の業務で印象に残っているのは、インターンシップの受け入れ業務です。本学では内定者の入職前研修として、大学職員の業務を体験する「学内インターンシップ」を実施しており、経理課で受入を行った際に指導係を担当しました。新入職員の方と入職前に顔合わせができる貴重な機会でもあったので、私自身とても楽しみにしていました。

経理に関する知識や、本学での勤務経験のない内定者にとって、どのようなプログラム構成が最適かなど、先輩方や上長と相談しながら考え、事前準備や作業の調整を行いました。インターンシップ先が、実際に配属される部署とは限りませんが、内定者の方にとっては、入職前に本学の雰囲気を感じ、業務に触れることが出来る良い機会だったのではないかなと思います。

将来への抱負

毎年決まった時期に繰り返し行うルーティン業務が多いなかでも、課題を見つけ、いかに効率的に業務を進められるかを考え、現状の業務手順などを見直し、業務改善をしていきたいと思っています。自らの業務改善が、学生にとって有意義で豊かな学生生活を実現するための一つの要素になると考えています。 また、経理課ではなかなか直接学生や受験生と接する機会はありませんが、入学アドバイザーなどの業務を通じて、より多くの方々に本学の魅力を知ってもらえるように頑張っていきたいと思っています。

学生の皆さんへ

本学は長い歴史のある伝統的な女子大学ではありますが、社会の変化や学生のニーズに合わせ、キャンパス統合や学部学科再編など、大学改革を進めています。断続的に変わっていく教育現場の中で、前例のない対応や慣れない業務などが増え、大変な部分もありますが、それと同時に、自分自身も大学職員としての成長を感じることが出来る、やりがいのある仕事だと思っています。大学職員としての業務は法人部門から教学部門まで幅広いため、自分自身の強みを活かせる場所や適性を見つけることが出来ると思います。学生にとって、より良い学修環境を提供するために、一緒に働いていただける方とお会いできることを楽しみにしています。

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